
大学受験まで、あと1年…
お世話になっております。
近頃、東京学習センターでも受験ムードが漂ってきています。
ということで、今回は大学受験について、少しお話しできればなと思います。
ご存じの方も多いとは思いますが、大学の受験には様々な入試制度(大学のパンフレットなどでは「方式」と書かれているものですね)があります。
大別すると、推薦入試と学力試験(一般入試・センター入試)に分けることができます。
おそらく、多くの方が「大学の入試」と聞いて思い浮かべるのは、一般入試ではないでしょうか?
一般入試とは、普通の学科試験。つまるところ、私立であれば、文系大学なら国語と社会、英語の3科目。理系大学なら、数学・理科・英語の3科目の学科試験を受け、合否を出す受験ですね。
また、大学入試共通テスト(センター入試と言うほうが聞きなれた方も多いかもしれませんね)を利用した試験方式もあります。
これらが、皆さんが大学入試と聞いて最初に思い浮かぶ方法ではないでしょうか?
そして、学力試験以外にも推薦入試という入試方法もあります。推薦入試と一括りにしても、総合選抜型入試(少し前までは「AO入試」と呼ばれていたものですね)や、自己推薦入試、学校推薦入試、スポーツ推薦入試など、推薦入試だけでも、これだけの種類があります。
これらの入試の多くは、基本的に面接と小論文、そして内申点(内申書に基づく高校の成績を点数化した項目)で合否が決まります。例外としては、スポーツ推薦などで実技を試験項目に含める大学や、国語や英語の学科試験を追加で試験項目に含める大学などもあります。
そして、1年間の大学の入試スケジュールを見ていくと、
9~10月、総合選抜型入試(AO入試)
10~12月、推薦入試
1月、共通テストとセンター入試
1~3月、一般入試
おおよそ、このようなスケジュールになります。
こういったことから、推薦系の受験方式から始め、一般の学科試験へというのが、大学受験の基本となっています。
東京学習センターの生徒も、まずは推薦入試からということで学科試験のための勉強も行いつつ、小論文の対策などが始まっています。
面接も小論文も、基本は「どれだけ書いて、話したか」というのが重要です。しっかりした準備ができなければ、本番で焦って答えられなかったり、誤字脱字などのミスが出たりします。
そういった意味では、受験勉強に多くの時間を割けるということは、全日制高校にはない通信制高校のアドバンテージともいえますね。